今回、好きゼミ2月期・3月期と参加しているゼミ生、しも京香さんともんちゃんの対談を行いました。
女性が課題図書「SOURCE(ソース)」を読んだ時、
どんなことを感じて、どんなふうに行動していこうと思ったのか、お互いの経験を踏まえて語り合いました。
—
登場人物
—
『ワタシ起業』を提案するナビゲートコーチ:しも京香
生と死について考えるデスカフェ主宰:もんちゃん
—
好きゼミとは?
—
好きなことだけで生きて行くをテーマにしたトリ大(ファーストペンギン大学)の実践習得ができるゼミ活動。
課題図書「SOURCE(ソース)」を読んで、自分の好きなことを発見し、生きていけるようになるためにトリ大の生徒達で盛り上げて活動しています。ケンケンさんがファシリテーターになり、アドバイスを頂けるので成長できること間違いなし!
オススメのゼミ活動です!!(2018年3月に終了)
—
課題図書の紹介
—
ソース 〜あなたの人生の源は、ワクワクすることにある〜
「やりたいこと」を仕事にするのは僕らの責任である(ともっち)
ワクワクする、好きな事をして生きていきたい人へのバイブル(まめ)
—
1好きなことで生きていく
—
ゼミに取り組んでいかがでしたか
私は、もともと行動派なので、ソースの「同時実行」(好きことは全部同じ熱量でやっていく)の項目を見て、
「今までの自分の行動も、あながち間違いじゃなかったんだな」と感じました。
小さい頃からそうなんですか。
ええ、興味を持ったことがらは割と行動を起こすタイプでしたね、
老人ホームに勤めていた時は、他の様々な施設に見学に行ったり、
あとは10代の頃は一人旅に憧れていたので、家族が止めるのも聞かず、旅立ったりしたこともありました。
私は、今は海外旅行もツアーではなく個人旅行で行くのですが、
若世代的にも「女は夫に食べさせてもらうもの」と言われて育ってきて、
若い時に女性が一人で海外に行くなんて、よっぽど突き抜けている存在で、
興味はあったけど行動には移しませんでしたね。
ふむふむ。
自分にはできないんだという思い込みがありました。
でも、それって今から考えると「時代」とか「環境」だったと思うんです。
—
2女性は、好きなことだけで生きていけないと「思える時」もある
—
京香さんは、結婚と子育てを経験されて、女性が「ソース」を実行するにあたって、難しいなと思う点はありますか。
結婚すると、やることがドンドン増えていくんですよね。
仕事・家庭生活・双方の両親・子育て・それに伴う行事や外出・・・・、
役目が増えて、それに伴って縦に柱が増えていくイメージです。
それ、すごくわかります。
今までは自分のためだけに使っていた時間が、どんどん細分化されて、
別に嫌ではないんですけど、とにかく体が疲れて、時間があるとすぐ寝ちゃいます笑。
全部の柱が自分にとってよいものだといいのだけれど、もちろん、そうでない時もある。
しかも、相互に影響し合っているので、よい柱があっても、
よくない柱があると、別の柱もだんだんうまくいかなくなる時もある。
家庭生活って、すべてが切っても切り離せないですもんね。
その中で、「ソース」をどう実践していくのか考えたときに、たくさんの役目を抱えたままでね、
やりたいことを全部実行していこうと言われても、
どういう視点で捉えていけばいいのか、まだ答えは見つからないなって思ったんです。
—
3制限された環境でも、ワクワクは心が知っている。
—
私は、子どもが生まれてから、誰もがうらやむような好条件の・・・
家から近くて、残業が無くて、人間関係も良くて、年に2回は海外に行けるような・・・
会社に正社員で入ったんですけどね。
おお!それはすごい!うらやましいです。
やっていても全く心が躍らなくて、結局辞めちゃったんです。
やっぱり自分の存在価値を感じられないものって続かないんですよね。
全然ワクワクしなかったということですね。
結局のところ、「心がどう感じるか」なんでしょうね。
—
4それは本当にやらないといけないことなのか
—
私はね、自分のビジネスの仕事が増えるにしたがって、
さっき言った役目の柱を外せるようになったんですよ。今は「これは私がやる必要ないな」って。
なるほど。私はまだその境地まで行ってないですね。
そこは人生経験を積んだからこそですね。
いろんな家事もそうだし。介護も、周囲ではその話題で持ちきりなんですけど、
同居の義母はしっかり者で独立心旺盛だし、私もその姿を見てきているから、全然介護しているイメージが湧かない。
だから、そういうことは起こらないなと思っています。
自分のやっている姿が想像できないということですね。
逆に、想像できて心配や不安が浮かんでるなら、危険信号ですよ。
起こりえてきますからね、その出来事。不安でも心配でも、
「それをやっている自分」を想像できていることになりますから。
ど、どうしよう。ちょっと想像している部分もあります笑。
—
5まずは「なんとなくのワクワク」を実践すること
—
さっきの想像の話と繋がるんですど、私もすごく好きな土地があって、
10代の頃から、なんとなく「そこに住みたいな」と思っていて、
何か買い物に行くにも、ずっとその土地まで出かけていたんですよ。
そうしたら、後々、予期せぬことをきっかけに、そこに住むことになったんですよね。
「ソース」の方法論にある『好きなことの周りをうろつく』という部分にも
繋がると思います。
私も同じような話があります。
自分の仕事の分野で、先輩たちが登壇するイベントがあって、
いつかそういうイベントに登壇したいなと思いつつ、
先輩たちの後ろをついて数年間、継続的にそれにまつわる活動に参加していました。
ある日、イベントに関する単純なアンケートだと思って返信したメールをきっかけに、
「では、イベントに登壇をお願いします」と言われ、登壇することになりました。
やっぱり、離れずにそこにいるってことで
拾えるチャンスってあるのではないかと思います。
そうですね。どうやって拾えるかは分からないですけどね。
それをたくさん拾えるようになると、どんどん楽しくなってくるでしょうね。
—
6そして、今そこにあるワクワクを見つけておくこと
—
それでも、女性として、やらなければならないことがたくさんある中で、
やりたいことい全部やろうっていう「ソース」の指南は、合致すればいいんですど、
そうもいかない・・・。
本当にそうですよね。子育てまっただ中のお母さんなんて、
自分のやりたいことができる時間なんて、ほとんどないんではないでしょうか。
限られた時間の中で感じる喜びやワクワクもあるでしょうけど。
ちょっとしたワクワクを発見しておくことが大切ですよね。
私、この本を読んで、「自分にとってのワクワクって何だろう」って一番思いましたもん。
最初は「そんな何個もワクワクはない」
「ワクワクって特別なことやん」って思ってました。
でも、『ワクワク』って人の感じ方ひとつだから、
どんな小さなことでもワクワクの感情を感じ取れたら、
それは『ワクワク』なんですよね。
そうですね。
家事ひとつとっても、例えば私はアイロンかけの目に見えて
パリッとキレイになるのが好きで、料理も好き。後片付けは嫌いだけど笑。
私も、同じです、料理は美味しいものを食べたい一心で作るんですけど、
後片付けは、嫌い。いつもグチャグチャです、終わった後は。
ちょっとしたワクワクも、家事とかって毎日のことだから、
本当はワクワクを感じてることなのに、忘れたり見過ごしたりしちゃうんですよね。
そこに気づけて、日々楽しめるかどうかが、大切なのかなと最近思い始めました。
あと、思ったのは、通常と違うことが起こった時、
例えば、病気とか急激な環境の変化とかで、通常とは違うままならない状況になった時に、
今までの日々の幸せを感じたり、自分のワクワクに
改めて気づいたりするのかなということです。
ワクワクしたり、どんなに小さなことでもワクワクすることをできるっことが、幸せなことですもんね。
そこに気付けていない時、慣れてきちゃう時に、どう気づけるか・・・。
結局、自分との対話を続けていくことなんですかね。
—
7「ちょっとしたワクワク」を優先していくこと
—
例えば、今回、差し迫った仕事が何個かあったんですけど、
最近、とある手帳術にハマっていて、それをやりたくて仕方なかったんですよ。
それで、仕事はひとまず置いて、手帳をひたすら書いていたんです。
そうしたら、自分のやりたいことの満足感を得られて、仕事にも気持よく取り組めた。
もちろん、期日は守れている。
いいことづくめですね。
大切ですよね。今、心が揺り動かされるものに、まず取り組むこと。
たぶん、やりたい事を我慢して、仕事を優先させていたら、気もそぞろだったと思います。
昔は、目の前にある仕事は「やらなあかん」って、
無理にでも取り組んだと思うんですど、今は、なんとかなるということ、
やりたい事を優先させた方が一日の満足度が高いんだと気づきました。
—
8「やるべきこと」をやらないことを自分に許す
—
やっぱり「こうあるべき」っていうことを、どんどん外していくと、
「ワクワク」を優先できるようになっていくんですね。
「やるべき仕事」を後回しにしているっていう罪悪感があると
、手帳に気持よく取り組めない。
そうなんです。そしたら、もう取り組めなくなっちゃう。
「仕事が終わらないと書けない」となると、結果、やらなくなる。
そうですね。
そうすると、「ワクワク」には手をつけられないことになって、自分の可能性をつぶすことになってしまいますね。
私が、もんちゃんの年頃の頃は「やるべきこと」に縛られすぎて、負担が大きかった気がしますね。
今の自分がこんな考えになるなんて、当時の自分なら信じられないと思うな。
人生の経験があればこそですよ。それは。
この本、本当にいい本だから、何回も読みこみたいですね。
でも、他に読みたい本もたくさんあって、なかなか時間が取れないです。
それは、いいんじゃないですか。許しましょう!
また、気が向いたときに読むのが一番「ワクワク」なんじゃないですか。
そうですね笑。今日はありがとうございました!
こちらこそ、今日はありがとうございました!
—
9まとめ
—
すべてのワクワクを優先する・・・時には難しいこともあるけど、
大切なのは・・・・
①日頃から、自分と対話して、どんな小さなワクワクも見逃さない・自覚する。
②自分の時間が限られているからこそ、小さなワクワクを大切にする。
③「こうあるべき」自分、「やるべき」タスクより、ワクワクを少しだけ優先する。
④一日いちにちが、「幸せで大切」な日々だと実感して、ワクワクしよう!
自分のやりたいことが分からない、ワクワクと言われてもよく分からない。
家族のための時間だけで忙殺されている。そして、疲れ果てている。
そんな気持ちを持ったことのある女性には、少しでも時間を取って、この本を読むことをお勧めします。
—
本の紹介
—
ソース 〜あなたの人生の源は、ワクワクすることにある〜
ファーストペンギン大学の紹介
—
ファーストペンギン大学は、「オンラインで共に実践を通じて学ぶ」という全く新しいスタイルのビジネススクールです。実践的で、短期間で成果に繋がるような質の高い学びを低価格で提供しています。
- ビジネススキルを高めて、自分で稼いでいける力を身につけたい!
- 起業や独立を目指しているが、一人では悩んだり立ち止まったりしてしまう!
という方に大変おすすめです。
ファーストペンギン大学には、ワクワクした人や面白い人がたくさんいます!
ワクワクした人が多くいるファーストペンギン大学で一緒に学んでみませんか?
[btn class=”rich_yellow”]ファーストペンギン大学 詳しくはこちら[/btn]
コメント