はじめまして。チア部オウンドメディア係の松田です。かろうじてアラサーの女子、東京北区赤羽育ちです。浮かれたアイキャッチ画像とともに登場してみました。
今回、勢い余ってこのメディアで身をさらけ出す機会を手に入れました。職場環境に不満や悩みを持っている方や、働き方を変えてみたいと思っている方に届いたらうれしいです。この際、顔写真もさらしてみます。よろしくお願いします。
私は現在、起業して2年目の個人事業主です。それまでは10年間で3つの会社に勤めていました。責任感を持ち、しっかり仕事に取り組んできたことは自負しています。その分、思うこともいろいろ。
職場では「このくだらない会話は何?」とか、「なんであのおじさんの方が私より給料が高いの?」とか、今思えば視野の狭い不満ですが、当時はそんなことを悶々と抱えながら日々の業務に励んでいました。
そんな雇われ生活を抜け出し、起業という選択肢に至ってから現在までのこと、それまで過去3つの会社勤めで感じていたことの記録です。
前半(Vol.1〜3)は『会社勤めのできごと』、後半(Vol.4〜5)は、『起業〜現在まで』と、全5回に分けてお届けします。
はじめに 〜この連載を通じて届けたいこと〜
私と同じ境遇の方に不満をちょっぴり解放してほしい
この連載は「会社勤めをしていて、職場に不満や悩みを抱えている方」に届けたいと思い取り組んでいます。過去の私が、「こんな職場環境にいるときに、こんな不満を抱えていた」ということを、飾らずそのままお伝えします。私と同じような不満や悩みを抱えている方に、安心してもらえたり、共感してもらえたらいいなぁと思っています。解決策をアドバイスできる訳ではありませんが、その不満や悩みをちょっぴり解放して頂けたらうれしいです。そんな気持ちで書いています。
環境によって不満が解決することを伝えたい
また、私は、会社勤めの不満を解決するために働き方を変え続け、結果、「起業」という選択肢に至りました。ですが、起業をおすすめしようという内容ではありません。もちろん1つの参考事例となったらうれしいですが、「自分に適した環境に出会えると、気持ちが変化して、行動も考え方もどんどん広がる!毎日が充実して楽しい!!」ということを伝えたいんです。今は、会社勤めをしていた頃の悩みや不満がちっぽけだったと感じています。その理由も、自分に適した環境に出会えたからです。
Vol.1 職場の人間関係は選べない 〜3社目で感じたこと〜
どんな職場環境だったの?
起業する直前まで勤めていた3社目。社員数25名ほどのイベント会社で、8割が男性でした。私は30歳を超えてから入社したにも関わらず一番年下、父親と同世代が大半を占める、おじさん☆パ〜ラダイスな職場でした。
どんな不満があったの?
その1:日々繰り返されるおじさんたちの「不毛な会話」
雑談って社内のコミュニケーションを円滑にするなぁって思います。特にこの職場は、誰かが話せば必然的に社内に届く規模だったので、とりとめのない話が職場に飛び交い和やかでした。ただ、物事には限度があり、そして内容も節度が欲しい。というのも…
とにかく、おじさんたちは毎日飽きもせず「頭髪議論」を繰り広げる。他に話題がないのか、それとも毎日議論すべき重要議案なのか、暇なのか、ヒマなのか、私にはわからなかった。おかげで、
(へぇ、薄くなったら、隠すよりも大胆に短くカットした方が目立たなくなるんだ!)
といった、おじさん頭髪事情を学ぶことができました。
が、そもそも、この話に全く興味がないうえ、毎日同じ議論を聞かされるのも不快度が増すのみ。だけど強制的に耳に入ってくる。でも、その環境には否応でもいなくてはならなかった。という、じわじわ積み重なる不満を抱えていました。
その2:おじさんに手を焼く女子社員の「終わりを知らない愚痴タイム」
で、これだけおじさんがいると数少ない女子社員に、しわ寄せがくる。給湯室の使い方など小さなことから、おじさんの無神経さによって踏みつけられた地雷まで様々。そして、おねえさまの不満放出の矛先は私。これぞ、年下の特権。
おじさんたちは、きっちり定時で帰ります。残業がないのは、とってもいいこと。私も定時帰りを推奨されていました。が、イベント関係の仕事だったこともあり、チラシ校正とか締め切りとの戦いもあって残業することもしばしば。
残業は、終わらせるべき仕事をするための時間です。にも関わらず、おじさんたちが帰った頃に始まるのが、おねえさまによる愚痴タイム。完全にロックオンされていることに気づかぬフリをしている私の元へ、小分けのお菓子を手に回り込み、溜め息と同時に愚痴タイムスタート。・・・うんざり。
どうやって過ごしたの?
あいにく、頭髪議論の進行役である「社長」に向かって、「うるせー!仕事の邪魔なんだよ、◯ゲ!」なんて言葉は今でも思いつかないので、何も言えなかったけれど、さすがに毎日同じ話題に愛想笑いもできなくなる。
なので、もうこれ以上聞きたくないときは、どんな話題が耳に入ってきても、表情を一切変えずパソコンと向き合う、作業を中断して無意味に共用スペースに移る、といったバリアをしていました。反応しないというささやかな抵抗。
続いて、おねえさまの愚痴攻撃。防御術は「習いごとを始める」でした。勤務後に予定があることを堂々と宣言し、時間の限りをアピールすることでバリアする。「グチを聞いてほしいなら金払え!この、時間ドロボーが!」という格式高い言葉が使いこなせず、ハッキリ言えなかったがゆえの、まわりくどい戦法。
(ちなみに、始めた習いごとは勤務先の近くで見つけた「Perfumeのコピーダンス専門」というマニアックなダンススクール。これが最高に楽しかった!)
結局、聞きたくもない、くだらない会話に巻き込まれる事態に対し、自分なりの回避方法は見出したものの、その場しのぎで根本的な解決にはなっていない。晴れることのないどんより押し寄せるような重たい感覚はやはり負担でした。
でもどうして仕事を続けたの?
精神を病むほどの不満でもないし、我慢できる範囲ということもありました。
が、純粋に仕事が魅力的で大好きだったんです。これって天職かも!って、うぬぼれていたほど。
仕事内容は、子ども向けのキャラクターイベントの企画。ステージショーの台本を書いたり、子どもに人気の着ぐるみたちとイベントをしたり、たまにはテレビ局でのお仕事なんかもあったりと、くだらない不満と葛藤する職場環境とは裏腹に、刺激的な仕事内容でした。
そして何より、直属の上司に恵まれました。アイデアの発想法とか、企画書のまとめ方とか、惜しみなくいろんなことを教えてくれて。これは仕事で恩返しをする!って本気で思ってました。
なのに、どうしてやめたの?
結局、約2年勤めて辞めたのですが、決定的なきっかけがありました。これは後半戦、「起業に至るまで」編でご紹介します。
ただ、1日の大半を一緒に過ごす「職場の人間関係が選べない」という現実は残酷だなと思います。聞きたくもない会話に嫌でも巻き込まれ、知らぬ間に染まってゆく。さらに根本的な解決方法がなく、不満をじわじわ募らせ、仕事のモチベーションも下がる。
たとえ会社を辞める大きなきっかけがあったとしても、結局、こうした日々の環境への不満の積み重ねも職場を去る要因の1つになるんです。
きっと、結婚生活が終わりを迎えるときもそうですよね。日々の不満の積み重ねが、とあるきかっけで終わりを告げる。
・・・って、未婚の独身ですが何か。
次回、Vol.2に続きます。
最後に!
実は、こうして自分の過去を発信することは初めて。しかもブログなんてド素人なんです。
・・・なんですが、今回この連載を書くにあたり準備段階から泣きわめいていた私に、無償の愛で優しくレクチャーし、こうして記事として読者の皆さんに届けれるよう導いてくれたのが、パッション中村アニキです。なんと月間40万PVを叩き出すプロのブロガーさん。
そんなパッション中村アニキのようなプロのブロガーに出会えたのが、こちらのマーケティング実践大学。各分野のすげぃプロが山ほど在籍していますが、私のような見習いも温かく受け入れてくれます。ここにいるみんなは、本当に優しいレデイース&ジェントルペンギン。自分を成長させるには理想的な環境です(*゚▽゚*)
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